マンションでの防犯対策

家の周りに足場があると侵入を手伝うことになります。マンションの周りにも足場となるものが無いかチェックしてみましょう。もし建物の位置・構造上取り除けない場合でも、対策によって狙われにくくすることは可能。まずは現状の危険因子を探してみましょう。

マンションの周りをチェック

倉庫・ハシゴ・電柱・木などを使って、2階あたりならよじ登って侵入してくる場合があります。2階だからと安心していてはいけません。自分の部屋の周りにはなくても、端の部屋からベランダづたいで来ることがあります。また水道管・パイプなども見ておきましょう。

上層階も危険！

上層階になるほど下から犯人が来ることは難しくなりますが、上からの侵入が容易になってきます。屋上へ上がる階段の鍵を壊して侵入してきたリ、屋上へ行けないようになっていても隣のマンションから渡ってくることもあります。中層階の方も、隣の建物との近さを見ておきましょう。

外階段・向かいの建物との距離に注意

中層階の方は注意、外階段からベランダへ渡れるかどうか、向かいの家のベランダからこちらのベランダに来れそうか、隣の低い建物から上がってこれそうか、などを見てみましょう。

マンションの防犯対策

マンションでは比較的、オートロックの入口が普及しています。ですが誰でも入れますし、不在かどうかオートロックのインターフォンから調べてくることもあります。オートロックに安心した住人の油断を狙ってくることもあります。

玄関の鍵は必ず防犯性が高い鍵に交換するべきでしょう。鍵は２つあるとなお良し。廊下に窓がある場合は面格子を取付けましょう。そのうえで窓の内側にも取外しできる補助の鍵を取付けます。
面格子があるからといって鍵を開けっ放しにすることも危険。面格子は工具があれば取り外すことができますので要注意。

ベランダにも同じく2つ目の鍵を取付けておきます。ガラスは割られにくいように保護シートを貼る。マンションでもセンサーライトを設置しておいてよいでしょう。在宅時は点灯しないようにして洗濯物を干したりし、家をあける際に点灯するよう電源をいれればOK。

防犯カメラを取り付けたい方はカメラの向きに注意しなければなりません。もしお隣のベランダ・向かいの室内が映るような設置方法では、盗撮を疑われてしまいますので。

また、外出する際にカーテンを開けっ放しにしていますと、夜になっても灯りがつかない家・帰宅が遅い家として目を付けられる恐れがあります。タイマー式で点灯できる室内灯に変えるといった対策をしてみましょう。